「売れる!福祉用具販売のツボ」(文芸社 2022.05.)
2024年介護保険改正。国は財源抑制し、給付の蛇口を閉めていきます。
今後、福祉用具サービスに携わる事業者は、従来と同じことをやっていたのでは、経営が厳しくなってまいります。
そこで、大事なことは、改めて「福祉用具の本質」を知り、根本的な対策を打っていくことです。
福祉用具は本来「一生のうちに買わずに済みたいモノ」です(だから、普及には制度が必要です)。
ですが、制度ビジネスは、定価の9割引きで販売をしているのとと同じです。
その制度ビジネスは、縮小を余儀なくされます。
果たして「買いたくないモノ」を割引なしで販売できる販売力はあるのでしょうか?
福祉用具が他の製品と違うこと。
その1つが「1・2・3・5の原理」です。
そして、福祉用具独特の付加価値=ネガティブな機能価値です。
その本質を知ったうえで、品ぞろえや販売価格を検討しなければなりません。
さらに、生き残るために、【社会的意義=存在価値】を磨いていかなければならないのです。