本日、高齢者施設を展開する豊泉家グループが主催する「認知症セミナー」に参加しました。
参加者は200名以上おられたのでしょうか?満員でした。
豊泉家が体験した10000人以上の認知症の要介護者、
その経験から、お一人お一人にあわせたケアを行っていく・・・アダプテッド・ケア
という考え方で、介護を実践されている報告が、とても印象的でかつ有意義でありました。
やはり、介護サービスはサービスの質で戦わなければ...!
生活雑貨メーカーさんのマーケティングご担当者の方々に向け
貴重なお時間を拝借して
「メーカーの社会的意義とマーケティング」と題し、お話をさせていただきました。
カタログとかホームページでは
バス、トイレ、キッチン、リビングとか生活場面別に構成されていますが
実は、汚れを防止する、お掃除をする、快適に過ごす、安全を担保する...
など、目的別に編集することも大事ではないかという点を提案させていただきました。
マーケティングで一番大事なことは、
まずは「どんな方に使ってもらいたいのか?」を明確にし、そのターゲットにどうしたら届けられるのかを考え、実行に移すこと!かな...
とにかく介護保険など高齢者福祉政策は、一般の方々には分かりにくい、複雑であります。
そんな中、特養、老健などの介護保険施設に加え
有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅が増えてきています。
本来、待機が約3年ともいわれている特養が果たさなければならない役割を、それらの施設が受け皿になっている点は見逃せません。
福祉の事業者は、
「福祉の心をもって、福祉ビジネスを行う」
「ビジネスの心をもって福祉事業を行う」
この2つに大別されます。
できれば、選ぶ先が前者であってほしい...!
3月7日の夕方、
介護保険創設前後で、福祉用具の製造事業者の団体でワーキングチームとして活躍した4人が久しぶりに会うことに...。
福祉用具の製造事業者の団体は、介護保険施行前に、全国福祉用具製造事業者協議会と日本健康福祉用具工業会という二つの団体がありました。
それぞれの団体で、理事さん達をフォローし、ワーキングチームとして力仕事をやっていたメンバーは、どちらの団体でも同じ顔ぶれ...
「今日はどっちのユニフォームだっけ...?」といいながら、よく議論をしたことを思い出します。
メンバーはK窪、I島、S瀬、S藤の頭文字をとってKISSなんて、業界新聞の編集長が名付けてくれました。
結局、両団体は合併して、現在、日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)となっています。
日本橋の料理店で会食。不思議と昔話にはならず、高齢者としての生き方みたいな話...(笑)
でした。